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「アクセスしたユーザーのうち、何%が購入に至ったか」で売上は大きく変わる。
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シーズン2-24

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ECのかご落ちはなぜ起こる?主な原因と購入完了につなげる対策

カートに商品を入れたのに、そのまま購入されずに終わってしまう「カゴ落ち」は、多くのEC店舗が抱える共通の悩みです。カゴ落ち率は業界平均でおよそ70%ともいわれ、カートに入れた10人のうち7人前後が購入せずに離脱している計算になります。この記事では、カゴ落ちが起こる理由と、Yahoo!ショッピングで実践できる対策を解説します。

カゴ落ち率は平均70%、多くのユーザーが購入直前で離脱している

カゴ落ちとは、ユーザーが商品をカートに入れたにもかかわらず、購入手続きを完了せずに離脱してしまう現象のことです

海外の調査では、ECサイト全体の平均カゴ落ち率はおよそ70%と報告されており、国内のECサイトでも60%台という数値が報告されています。単純計算すると、月商500万円の店舗であれば、その2倍以上にあたる売上を取りこぼしている可能性があるということです。カゴ落ちは特別な店舗だけで起きている問題ではなく、多くのEC店舗に共通する構造的な課題だと理解しておきましょう。

まずは自店のカート投入数と購入完了数を比較し、現状のカゴ落ち率を把握してみましょう

カゴ落ちが起こる主な理由

カゴ落ちの理由として最も多いのは、「まだ購入する準備ができていなかった」という、購入タイミングの問題です

調査によると、カゴ落ちの半数近くは、サイトに問題があったからではなく、単に比較検討中だったり、後で買うつもりだったりするケースだとされています。自店のカゴ落ちが以下のどちらの理由に近いかを把握するだけでも、対策の優先順位を決めやすくなります。

  • ユーザー側の理由
    • まだ比較検討中で、購入するタイミングではなかった
    • 後で買うつもりで、いったんカートに入れただけだった
    • 単純に他の作業に気を取られて、購入を忘れてしまった
  • サイト側の理由
    • 想定外の送料や手数料が、購入直前になって初めて判明した
    • 商品の到着日がわからず、購入を迷ってしまった
    • 購入手続きが長く、途中で離脱してしまった

カゴ落ち対策は、「タイミングの問題」への対応と、「購入フローの改善」の両方から考える必要があります

Yahoo!ショッピングのカゴ落ちが起こる主な理由を示した図

Yahoo!ショッピングでできるカゴ落ち対策

購入タイミングの問題に対しては、お気に入り登録を促し、再訪問のきっかけを作ることが有効です

離脱の理由に応じて、以下のような対策を組み合わせることが、カゴ落ち率の改善につながります。

  • お気に入り登録を促す

カートに入れたまま離脱したユーザーに、お気に入り登録を促す導線を用意しておきましょう。お気に入り登録しておくと、後日クーポンが発行された時やポイント還元率が上がった(イベント)時に、Yahoo!側から自動で通知が届くため、ユーザーの買い忘れを防げます。

  • 商品ページ内で事前に送料を明記する

カートに入れる前の商品ページの段階で、送料をわかりやすく表示しておきましょう。購入直前になって初めて送料がわかると、離脱の原因になります。

  • 優良配送に対応してお届け日を明確にする

優良配送に対応し、商品ページの時点でお届け予定日を明示しておくと、ユーザーが購入後の見通しを立てやすくなり、離脱を防ぎやすくなります。

  • 期限付きのクーポンを案内する

期限付きのクーポンを案内し、「今のうちに購入しよう」という後押しをする方法も効果的です。

カゴ落ち対策でよくある失敗

カゴ落ち対策でよくある失敗は、カゴ落ちが起きていること自体に気づかず、対策を後回しにしてしまうことです

よくある失敗パターンと、その対策を整理すると次のとおりです。

失敗パターン 対策
カート投入数と購入完了数を比較したことがない 定期的にカゴ落ち率を確認する習慣をつけ、機会損失の規模を把握する
送料や手数料を購入直前まで表示していない 送料や手数料といった追加費用は、商品ページの早い段階で明示しておく
お気に入り登録の導線を用意していない カート離脱後も再訪問してもらえるよう、お気に入り登録を促す導線を設置する

改善の効果は数字で確認する

カゴ落ち対策を実施したら、実施前後でカゴ落ち率がどう変化したかを必ず数字で確認しましょう

感覚的に「良くなった気がする」で終わらせず、カート投入数と購入完了数の比率を継続的に記録しておくと、どの施策が効果的だったかを判断しやすくなります。複数の対策を同時に行った場合は、優先度の高いものから順番に試すと、効果の切り分けがしやすくなります。

まとめ

カゴ落ちは、業界平均で7割前後が発生するといわれる、多くのEC店舗に共通する課題です。購入タイミングの問題にはお気に入り登録やクーポンで再訪問を促し、購入フローの問題には送料の明記やお届け日の明確化で対応することが効果的です。改善は一度きりで終わらせず、数字を見ながら継続的に取り組むことが成果につながります。まずは自店のカゴ落ち率を確認し、どちらの課題が大きいかを整理してみてください

カゴ落ち対策の設計や購入フローの見直しに迷う場合は、お問い合わせください。店舗の状況を確認したうえで、具体的な改善策をご提案します。

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