商品名やキャッチコピーを工夫しても、そもそも購入者が使わない言葉を選んでいては、検索結果に表示される機会が増えません。Yahoo!ショッピングの商品登録で成果を出すには、担当者の感覚だけでキーワードを決めるのではなく、実際にどんな言葉で検索されているかを調べたうえで選ぶことが重要です。この記事では、検索キーワードの需要を調べるリサーチ方法を解説します。
検索窓の候補表示から需要を探る
キーワードリサーチの手軽な方法の一つが、Yahoo!ショッピングの検索窓に言葉を打ち込んだ際に表示される候補(サジェスト)を確認することです。
自店の商品に関連する基本的な単語を検索窓に入力すると、多くの購入者が検索している関連語句が候補として表示されます。この候補には、購入者が実際によく使う言葉の傾向が反映されているため、商品名や説明文に取り入れるキーワードのヒントになります。単一の単語だけでなく、「用途+商品名」「サイズ+商品名」など、組み合わせのパターンも確認しておくと、より具体的な購入者の探し方が見えてきます。
自店の主力商品に関連する単語を実際に検索窓に打ち込み、表示される候補を書き出してみましょう。
競合商品のページからキーワードの使われ方を学ぶ
もう一つの方法は、同じカテゴリーで売れている競合商品のページを見て、どのようなキーワードが商品名や説明文に使われているかを確認することです。
売れ筋の商品ページには、購入者に響きやすいキーワードの組み合わせが反映されている場合が多くあります。複数の競合商品を見比べることで、共通して使われている言葉、逆に自店だけが使っていない言葉が見えてきます。ただし、他店の表現をそのまま真似るのではなく、共通して重視されているポイントを把握したうえで、自店の商品の強みに合わせた独自の言葉に置き換えて活用することが大切です。
競合ページを確認する目的は「模倣」ではなく「購入者が重視するポイントの把握」だと意識しましょう。
検索流入レポートで確認する
外部の情報だけでなく、Yahoo!ショッピングの検索流入レポートで自店の実績を確認することも、有効なリサーチ方法です。
Yahoo!ショッピングでは、商品詳細ページへのアクセスのうち、ページ内の検索窓からのキーワード流入が多くを占めています。検索流入レポートでは、商品詳細ページへ流入した検索キーワードをランキング形式で確認できるほか、自ストアへの流入数やシェア獲得率も把握できます。過去の推移を追うことで需要のピークが訪れる時期を予測したり、まだ流入していないキーワードを見つけて新たに狙いを定めたりすることにも活用できます。
また、検索結果に表示されるかどうかは、検索対象項目に該当のキーワードが含まれているかどうかにも左右されます。商品名・キャッチコピー・商品情報には、検索流入レポートやサジェストで見つけた関連検索ワードを盛り込むことが案内されています。あわせて、プロダクトカテゴリを正しく設定しておくと、カテゴリ検索ページにも表示されやすくなるため、キーワードの見直しとあわせて確認しておきましょう。
検索流入レポートで自ストアの流入数やキーワードランキングを定期的に確認し、需要の変化を商品登録に反映させましょう。
キーワードリサーチでよくある失敗
キーワードリサーチでよくある失敗は、担当者の思い込みだけでキーワードを決めてしまい、実際の検索傾向と照らし合わせていないことです。
社内で「これが分かりやすい」と思っている言葉が、実際の購入者の検索の仕方とずれているケースは少なくありません。また、一度リサーチして決めたキーワードをそのまま使い続け、季節や流行によって変化する検索傾向の見直しを怠ってしまうこともあります。担当者の勘に頼った判断を続けていると、こうしたずれに気づく機会そのものを失ってしまいます。
対策としては、新商品登録の際は必ずサジェストや競合ページを確認する工程を組み込むこと、季節の変わり目にキーワードの見直しタイミングを設けることが実践のポイントです。リサーチの記録を残しておくと、次回以降の商品登録の判断材料としても活用できます。
まとめ
検索キーワードの需要を調べるには、検索窓のサジェスト確認、競合商品ページの傾向把握、検索流入レポートの確認という、3つの方法を組み合わせることが効果的です。どれか一つだけに頼らず、複数の情報源を突き合わせることで、より確度の高いキーワード選びができるようになります。感覚だけに頼らず、実際のデータにもとづいてキーワードを選ぶことが、商品登録の精度を高める土台になります。特別なツールがなくても始められるリサーチ方法だからこそ、まずは日々の商品登録の中に取り入れてみることをおすすめします。まずは自店の主力商品に関連する言葉を検索窓に打ち込み、候補を確認してみてください。
キーワードリサーチや商品登録の見直しに迷う場合は、お問い合わせください。店舗の状況を確認したうえで、具体的なご提案をします。
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