同じような商品を扱う競合店舗が多いYahoo!ショッピングでは、商品名の付け方ひとつで検索結果への表示されやすさが変わります。商品名は、検索されやすいキーワードを前半に配置し、60文字前後にまとめることが基本です。商品名に「送料無料」など商品情報以外の文字を入れるのは控えたほうがよいとされています。この記事では、他ストアと差別化しながら検索にも強い商品名の設定方法を解説します。
商品名がYahoo!ショッピングの検索順位に影響する理由
Yahoo!ショッピングの検索順位は「商品スコア」と呼ばれる評価によって決まり、その中でも商品名を含む商品ページの関連性は特に重要な要素です。
商品スコアは、商品ページの関連性(キーワード対策)、販売実績、レビューやストア評価、PRオプションの利用状況、優良配送ラベルの有無といった要素で構成されています。この中で商品名は、ユーザーが検索したキーワードとの一致度に直結するため、他の要素より先に見直しやすいポイントです。
たとえば、同じ「パンプス」を扱う店舗でも、商品名に「レディース パンプス 黒 本革 通勤」のように検索されやすい言葉を入れている店舗と、ブランド名だけを載せている店舗とでは、検索結果への表示されやすさが変わってきます。まずは自店の売れ筋商品の商品名に、読者が検索しそうなキーワードが入っているかを確認してみましょう。
商品名を決めるときの基本ルール
商品名を決めるときは、「何の商品か」がひと目でわかる言葉を優先し、検索されやすい順に並べることが基本です。
具体的には、ブランド名だけを先頭に置くのではなく、「商品カテゴリ」「特徴」「色やサイズ」「用途」といった、ユーザーが実際に検索窓へ入力しそうな言葉を前半に配置します。たとえば化粧水であれば「化粧水 敏感肌用 無香料 200ml」のように、検索されやすい言葉から順に並べる形です。
一方で、キーワードを詰め込みすぎると、かえって商品名が読みにくくなり、ユーザーの離脱につながることもあります。キーワードは自然に読める範囲に絞り、本当に検索されそうな言葉だけを選びましょう。
キーワードを入れる順番と文字数の目安
商品名の文字数は、システム上は全角75文字まで入力できますが、60文字前後にまとめるのが目安です。
理由は、文字数が長すぎるとスマートフォンの検索結果画面で商品名が途中で切れてしまい、重要なキーワードが表示されなくなるためです。また、商品名、キャッチコピー、商品情報の欄で表記がバラバラだと、ユーザーに商品の特徴が伝わりにくくなることもあるため、主要なキーワードの表記はある程度そろえておくと安心です。
よくある失敗は、キーワードを増やそうとして商品名がどんどん長くなり、75文字の上限を超えてしまい、後半の重要な情報が表示されないまま切れてしまうケースです。商品名を決めたら、スマートフォン画面での表示イメージを必ず確認しましょう。
記号や装飾を避けるべき理由
商品名に「送料無料」などのプロモーション文言を入れることは、Yahoo!ショッピングのガイドラインで避けるべきとされています。また、「【】」「★」「☆」「!」といった記号を多用した商品名も、見た目の印象に影響する可能性があるため、使用は控えめにしておくと安心です。
理由は、「送料無料」などのプロモーション文言は商品名以外の情報とみなされ、ガイドラインに反する可能性があるためです。また、装飾記号を多用した商品名は見た目が煩雑になり、他の情報と誤認されるリスクもあるため、必要最小限にとどめるのが無難です。
競合店舗の中には、いまだに商品名を記号で飾っている店舗も見られますが、装飾に頼らず、キーワードの選び方そのもので差別化を図るほうが、検索対策としては効果的です。
商品名設定でよくある失敗
商品名設定でよくある失敗は、ブランド名や自社独自の型番だけを先頭に置いてしまい、検索されやすい一般名詞が後回しになることです。
たとえば、自社ブランド名を熟知しているのは既存客だけで、初めて店舗を訪れる新規客は、ブランド名では検索してきません。ブランド名を優先しすぎると、新規客からの検索には引っかかりにくくなります。また、季節や流行に合わせてキーワードを更新しないまま放置している商品名も、徐々に検索順位が下がっていく原因になります。
対策としては、まず一般名詞や用途を表す言葉を前半に置き、ブランド名は後半に回すこと、季節ごとに売れ筋キーワードを見直すことが実践のポイントです。
まとめ
Yahoo!ショッピングで検索されやすい商品名にするには、検索されやすいキーワードを前半に配置し、60文字前後にまとめ、「送料無料」などのプロモーション文言や過度な記号の使用を避けることが基本です。商品名、キャッチコピー、商品情報の欄でキーワードの表記をそろえておくことも、商品の特徴を伝わりやすくするポイントです。まずは自店の売れ筋商品の商品名を、この基本ルールに沿って見直してみてください。
商品名の見直しや、競合との差別化キーワードの選び方に迷う場合は、お問い合わせください。売れ筋商品の商品名診断からサポートします。
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