「住所を知らないから、贈り物をあきらめた」という経験はないでしょうか。Yahoo!ショッピングのソーシャルギフト機能を使えば、受け取る相手の住所を知らなくても、LINEなどを通じて手軽に贈り物ができます。この記事では、ソーシャルギフトの機能概要と、店舗が導入するメリットを解説します。
ソーシャルギフトとは?仕組みを理解する
ソーシャルギフトとは、贈る側が相手の住所を知らなくても、商品を選んで贈ることができる仕組みのことです。
具体的には、購入者が商品を選んで決済まで済ませたあと、住所入力専用のページのURLが発行されます。このURLをLINEやメールで受け取る相手に共有すると、相手が自分で配送先の住所を入力する流れになっています。従来の贈り物では、相手の住所を事前に聞いておく必要があり、サプライズで贈りたい場合や、あまり親しくない相手には贈りにくいという課題がありました。ソーシャルギフトは、この「住所を知らない」という障壁を取り除く仕組みだといえます。
贈る側は決済まで完了させ、あとは相手にURLを送るだけという手軽さが特徴です。
(出典:Yahoo!ショッピング「Yahoo!ショッピングでギフトを贈りませんか?」、LINEヤフー株式会社 ニュースリリース)
ソーシャルギフトを導入する店舗側のメリット
ソーシャルギフトの対応は、「贈りたいけれど住所がわからず購入をためらっていた」層の需要を新たに取り込めることが、店舗にとっての大きなメリットです。
一般的な贈答需要では、住所を知っている家族や親しい友人が対象になりやすい一方、ソーシャルギフトに対応すると、同僚や友人など、住所を知らない相手への贈り物にも対応できるようになります。利用者層は30代から40代の女性を中心に広がりを見せており、食品や日用品、コスメなど幅広いジャンルの商品で活用が進んでいます。特別なシステム開発を店舗側で行う必要がなく、対応の設定を行うだけで導入できる手軽さも魅力です。
「相手の住所がわからなくても贈れます」という一文を商品ページに加えるだけで、新しい需要層への訴求になります。
ストアでの設定について
ソーシャルギフトの対応は、ストア単位でのオン・オフに加え、商品ごとに対象・対象外を細かく設定できます。
ストア管理画面の設定で、ストア内全商品についてソーシャルギフト機能を「利用する」「利用しない」のいずれかに切り替えられます。そのうえで、個々の商品ごとに対象・対象外を設定できるため、ギフトに適した商品だけを対応させたり、逆に特定の商品のみ除外したりすることも可能です。全商品を一律で対応させる必要はなく、贈り物として扱いやすい商品を選んで段階的に導入できる仕組みは、運用の負担を抑えたい店舗にとって扱いやすいといえます。
まずはギフト需要の高い商品から対象に加え、様子を見ながら対象商品を広げていく進め方が現実的です。
ソーシャルギフトに向いている商材、向いていない商材
ソーシャルギフトは、食品や日用品、コスメなど、サイズを選ぶ必要のない商品との相性が良い仕組みです。
一方で、アパレルやシューズなど、サイズ展開がある商品はやや扱いにくい面があります。ソーシャルギフトでは、贈る側が商品を選んで決済まで完了させる流れのため、サイズについても贈る側が事前に選んだうえで購入する必要があります。相手の正確なサイズを把握していない場合、贈り物として選びにくくなってしまう点に注意が必要です。サイズがある商品を対象にする場合は、フリーサイズの商品を優先する、サイズ選びに迷わないよう商品ページで詳しいサイズ表を用意するなど、贈る側が判断しやすい工夫をしておくと安心です。
サイズの有無は、ソーシャルギフト向けの商品を選ぶ際の一つの目安になります。
実装時の注意点
ソーシャルギフトを導入する際は、ラッピングや同梱物の扱いについて、事前に確認しておくべき点がいくつかあります。
ラッピングを有料オプションとして提供している場合、贈る側が注文時にラッピングの要否を選択できるようにしたうえで、注文画面でその案内をわかりやすく表示することが重要です。ラッピングの選択肢に気づかないまま注文が完了してしまうと、贈り物としての体裁が整わないまま相手に届いてしまう可能性があります。
また、ギフト目的の注文であることを踏まえ、価格の記載がある納品書や請求書を同梱しない対応や、価格表示のある商品タグを外せるかどうかも、あらかじめ確認しておく必要があります。金額がわかる書類やタグがそのまま同梱されてしまうと、贈り物としての印象を損ねてしまいます。これらの対応が自店の配送フローで可能かどうかを、導入前に一度整理しておくとよいでしょう。
ラッピングの選択導線と同梱物の扱いは、ギフト対応の満足度を左右する重要なポイントです。
まとめ
Yahoo!ショッピングのソーシャルギフトは、住所を知らない相手にも気軽に贈り物ができる仕組みで、これまで取りこぼしていた贈答需要を取り込める可能性を持っています。対応を設定するだけでなく、商品ページで具体的な利用シーンとあわせて訴求することが、活用を広げるポイントです。日常の贈り物のハードルを下げる機能だからこそ、まずはギフト需要のある商品から対応を検討してみましょう。まずは自店のギフト向け商品で、ソーシャルギフト対応の表記を入れてみてください。
ソーシャルギフトの活用や商品ページの訴求方法に迷う場合は、お問い合わせください。店舗の状況を確認したうえで、具体的なご提案をします。
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